ファブ地球社会コンソーシアム
Consortium for the Global Society with Planetary Fabbing
ワーキンググループのご紹介
慶應義塾大学 SFC(湘南藤沢キャンパス)に所属する教員・研究者が中心となって編成したワーキンググループが、運営企業とタッグを組んで、テーマごとに「ビジネスモデル」「人材育成」「社会基盤」「技術標準化」「法制度」等 に関するセミナーやディスカッション、ワークショップを開催しています。それぞれのワーキンググループは、1~2か月に1度ずつ開催されます。ワーキンググループの中でさらに分科会を立ち上げ、密な議論を行う場合もあります。
エンゲージメント中心社会における
創造的生活者像とビジネスモデルの議論
水野ワーキンググループ
リーダー
水野大二郎(慶應義塾大学環境情報学部 准教授)

運営会員
株式会社岡村製作所 株式会社博報堂
これまでのような生産者と消費者の固定的な関係ではなく、さまざまなアクターが関わり合い、共創するなかから価値をつくりあげる包摂型のデザインメソッドと、そのビジネスモデルについて議論します。また、大企業と個人が今後どのように共創可能かについて、事例に基づいた議論を行います。
3Dプリンタの安全な取り扱いと
3Dデータの新たな流通に関する議論
田中ワーキンググループ
リーダー
田中浩也(慶應義塾大学環境情報学部 教授)

アドバイザー
原雄司 手島浩(株式会社ケイズデザインラボ
慶應義塾大学SFC研究所所員)

運営会員
富士ゼロックス株式会社
3つの側面から3Dプリンタにまつわる標準化を分科会形式で推進します。ひとつめは、一部危険を伴う材料を扱う場合の3Dプリンタの安全な使用・管理方法です。ふたつめは、3Dプリンタでつくられたものを、正しく品質試験、品質管理する方法です。みっつめは、30年前に策定され古いままになっているSTL(3Dデータ)にかわる、新時代の3Dデータの標準的形式を策定することです。これら3つの点に関し、ISO/TC261(Additive Manufacturing)国際委員会や、国内の3Dプリンタ関連企業と連携して推進します。
IoT技術による流通問題解決策の検討
三次ワーキンググループ
リーダー
三次仁(慶應義塾大学環境情報学部 教授)

アドバイザー
青木誠 髙梨智弘 西山敏樹(慶應義塾大学SFC研究所上席所員)

運営会員
A・Tコミュニケーションズ株式会社
パーソナル・ファブリケーション技術の発達によって、モノをとりまく状況は、大きく変化しつつあります。モノを構成する部品要素の提供元は多様化し、役割を終えた部品や材料は再利用され、流通は微細化し、扱われるモノは劇的に多様化するしていきます。流通とセキュリティWGでは、ファブ地球社会において発生する流通の問題とその解決策を検討します。具体的には、製品および製品を構成する各種の部品の各流通段階での固体識別とトレース技術、タグへの秘匿情報埋め込み技術などを検証し、一部を実証実験等を通じて社会に提供します。
看護・介護・福祉領域における
3Dプリンタの導入と安全な取り扱い
宮川ワーキンググループ
リーダー
宮川祥子(慶應義塾大学看護医療学部 准教授)

運営会員
JSR株式会社
ナーシングメディカルケアWGでは、看護・介護・福祉領域にデジタルファブリケーションを応用する際の技術的・社会的方法について考えていきます。在宅ケアを中心とする個別性の高い環境の中で患者・利用者にフィットした用具・用品を作るためにはどのようなプロセスが必要か、作ったものの安全性はどのような手続きで保障されるのか、今後もニーズが拡大する在宅ケアの担い手を育成していくための教育ツールとは、等のテーマについて、ケアの現場やものづくりに関わる方々といっしょに議論を深めていきます。
中高生教育におけるプログラミング教育とファブリケーション
中澤ワーキンググループ
リーダー
中澤仁(慶應義塾大学環境情報学部准教授 准教授)

サブリーダー
水野大二郎(慶應義塾大学環境情報学部 准教授)
渡辺ゆうか(慶應義塾大学SFC研究所所員)

運営会員
Adobe Japan
教育現場におけるICT活用が求められる中、「情報」は知識やノウハウの伝達のみならず、デジタルファブリケーションの普及に伴いモノのデータも含まれ、より分野横断的な意味を持つようになりました。本ワーキンググループは、高校、大学とが連携し、テクノロジーを活用した教育コンテンツの提案と充実化を目的としています。主に2つのテーマがあります。ひとつは「高校の情報科を対象とした実践的教育レシピの創造」。もうひとつは「地方創生を見据えた教育プログラムの構築」です。全国の教育関係者らへのヒアリングやインタビューを重ねていきながら、現場が抱える課題やその共通項を理解していくことで、「未来の情報教育」のあり方を提案していきます。
実証実験プロジェクトについて
現場での具体的な問題を洗い出すために特定企業のみとアライアンスを組み、現場での実証を行いながら実際の導入へあたってのリアルな課題に取り組みます。

図書館3Dプロジェクト

3Dプリンタやデジタルファブリケーションを図書館に導入する際に必要となるワークフローや運営に必要な人材、基礎的な3Dデータベースを議論します。

IoTタグプロジェクト

3Dプリンタやデジタルファブリケーションの機器や、それでつくられたモノのすべてに個体識別子を与え、データベースで一元管理することの安全性と有用性を確かめます。

在宅ケアプロジェクト

3Dプリンタやデジタルファブリケーションを看護現場に導入する際に必要となるワークフローや運営に必要な人材を議論します。

人材育成と資格試験
3Dプリンタやファブ技術を利活用できるようになった新しい人材が、新しい職能として正しく認知され、その力を発揮できる社会を目指して、他団体の検定試験やカリキュラムへ協力や支援をしています。

3Dプリンタに関する正しく網羅的な知識を有していることの証明として、一般社団法人コンピュータ教育振興協会の実施する検定試験を推薦します。

小・中・高校生がプログラミングやファブリケーションを教育に取り込んでいくための道筋として、一般社団法人国際STEM学習協会のセミナーを推薦します。

新しく「ファブラボ」や「ファブ施設」を立ち上げて世界とコラボレーションしたいと思われている方に、世界のファブラボが連携して開催されている「ファブアカデミー」を推薦します。