ファブ地球社会創造拠点
Center of Kansei-Oriented Digital Fabrication
COIシンポジウム
本COIでは、2年に一度の公開シンポジウムを通じて研究成果を報告しています。シンポジウムでは海外の有識者を招聘し、国内だけに留まらない、地球全体を巻き込んだ、広がりをもった議論を生み出しています。

最終成果発表シンポジウム

2021年10月15日、COI「感性とデジタル製造を直結し、生活者の創造性を拡張するファブ地球社会創造拠点」最終成果発表シンポジウムを開催いたしました。シンポジウムでは、第1部でCOI研究開発成果の製品化の状況について参画企業各社の研究開発担当者からご発表いただきました。第2部では「ウィズ/ポストコロナ社会における社会課題解決に資する研究開発」として3Dプリントフェイスシールド等の取り組みについて報告しました。第3部では感性とデジタル製造を直結するサイエンス基盤として、本拠点で研究開発を推進した「感性と物性をつなぐ中間表現」について報告しました。最後第4部では、COI後を見据えた新たな研究開発課題や可能性について、報告いたしました。


2018年度「第3回 ファブ地球社会 創造的生活者シンポジウム」

「第3回 ファブ地球社会 創造的生活者シンポジウム」では、第一部で情報銀行の提唱者である柴崎 亮介教授(東京大学)と菊川怜代表取締役(株式会社ノーニューフォークスタジオ)を基調講演者に迎え、サイバーとフィジカルを横断する創造性や、データとモノが連動する社会のビジョンをIoTや情報銀行と関連づけつつ描きました。研究・開発成果のデモ・展示を挟んで第二部では人の感性、材料と装置、デザイン、現場などにおいて多様な欲求や要求を掘り起こし、それらに応えて行くための研究開発を紹介し、ファブ地球社会の研究開発のフロンティアを概観しました。

ご挨拶(松原プロジェクトリーダー)
(田中浩也氏)
招待講演1(菊川裕也氏)
招待講演2(柴崎亮介氏)
パネルディスカッション1
講演(川上勝氏)
講演(長田典子氏)
講演(渡邊恵太氏)
講演(増田恒夫氏)
パネルディスカッション2

招待講演
菊川裕也(株式会社ノーニューフォークスタジオ代表取締役)
柴崎亮介(東京大学空間情報科学研究センター教授)

研究報告・ディスカッション
松原健二(COIプロジェクトリーダー)
村井 純(慶應義塾大学教授、COI研究リーダー)
田中浩也(慶應義塾大学教授、COI研究リーダー補佐)
川上 勝(山形大学特任准教授)
長田典子(関西学院大学教授)
渡邊恵太(明治大学准教授)
増田恒夫(慶應義塾大学特任助教)
渡辺智暁(慶應義塾大学特任准教授)

開催情報
日程:2018年10月19日
会場:日本科学未来館


2016年度「第2回 ファブ地球社会 創造的生活者シンポジウム」

「第2回 ファブ地球社会 創造的生活者シンポジウム」では、日本で産学連携・大学横断のオープンイノベーションに取り組む第一線の研究者に加えて、国内外でインクルーシブ・デザインの先端を切り拓くジュリア・カシム氏、オープンソース3DプリンターRepRapの生みの親であるエイドリアン・ボイヤー氏、3DプリンタのためのデータプラットフォームShapewaysの顧問弁護士でありオープンソース・ハードウェア協会の理事長でもあるマイケル・ワインバーグ氏と、国際的な視野を得る上で示唆に富む登壇者を迎えました。
また、3/3-3/4には、同会場で「第2回 国際デジタルファブリケーション学会 (2nd International Conference on Digital Fabrication)」が開催されました。

村井純教授による開会のご挨拶
田中浩也教授による開会のご挨拶
第1部インクルーシブ・デザイン 感性とデザイン
第2部 3Dプリントのオープンソース展開
第3部 知的財産権とビジネスモデル
パネルディスカッション 閉会のご挨拶

招待講演
ジュリア・カシム(京都工芸繊維大学教授)
エイドリアン・ボイヤー(RepRap Ltd)
マイケル・ワインバーグ(Shapeways, Inc.)

研究報告・ディスカッション
松原健二(機構長)
村井純(拠点研究リーダー)
長田典子(ヒューマン&デザイングループリーダー)
荒川薫(ヒューマン&デザイングループリーダー)
江渡浩一郎(産業技術総合研究所)
古川英光(デジタルマテリアル&システムグループリーダー)
田中浩也(プロセス&テクノロジーグループリーダー)
小林茂(ポリシーグループリーダー)
渡辺智暁(ポリシーグループメンバー)

開催情報
日時:2016年3月5日(土) 10:00-12:00(研究展示) | 13:00-17:30(シンポジウム)
場所:慶應義塾大学 三田キャンパス 西校舎ホール
参加費:無料


2014年度「第1回 ファブ地球社会 創造的生活者シンポジウム」

「第1回 ファブ地球社会 創造的生活者シンポジウム」では、8大学・機関から20の研究成果の展示を行いました。当日は、台風の影響なども心配されましたが、会場となったアカデミーホールには多くの方にご来場いただき、大盛況のシンポジウムとなりました。モノから食品まで作り上げる様々なバリエーションの3Dプリンター、モノのデザインを支援し共有する様々なシステムなど、デジタルものづくりの可能性を知ることができる最先端の研究が集結しました。

オープニング
講演 村井純教授「インターネット前提時代の デジタルファブリケーション」
招待講演 エリック・フォン・ヒッペル氏 小川進氏「ユーザーイノベーション:消費者から始まるモノづくりの未来」
プロジェクト紹介 ライトニングトーク
展示デモ
講演 瀧田氏 クロージングトーク

招待講演
小川進(神戸大学大学院経営学研究科教授)

ビデオ公演
エリック・フォン・ヒッペル(マサチューセッツ工科大学教授)

研究報告・ディスカッション
松原健二(株式会社ロングフェロー代表取締役社長)
村井純(慶應義塾大学環境情報学部長・教授)
原島博(明治大学客員教授 東京大学名誉教授)
宮下芳明(明治大学総合数理学部 准教授)
筧康明(慶應義塾大学環境情報学部 准教授)
長田典子(関西学院大学理工学部 教授)
荒川薫(明治大学総合理数学部 教授)
江渡浩一郎(産業技術総合研究所)
古川英光(山形大学大学院理工学研究科 教授)
小林茂(情報科学芸術大学院大学 教授)
渡邊 恵太(明治大学総合数理学部 専任講師)
江渡浩一郎(独立行政法人産業技術総合研究所 主任研究員)
田中浩也(慶應義塾大学環境情報学部 教授)

開催情報
日時:2014年7月11日(金) 13:30-17:30
場所:明治大学駿河台キャンパス・アカデミーコモン3階 アカデミーホール
参加費:無料

シンポジウムレポート

http://www.fms.meiji.ac.jp/create/?p=282

COI2021会議
COI拠点における連携研究の企画・実施に際しては、従来の枠に納まらない斬新で柔軟な発想やこれまでの常識を越える発想、異分野・異業種・他機関との対話等を実行する行動力が求められます。2015年度に開催された「第1回COI2021会議」では、各拠点の若手研究者のプレゼンテーション、アンカンファレンス形式でのディスカッションが行われ、COI終了後に目指したい社会の実現に向けた課題が提示されました。その議論をふまえ、次世代を担う若手研究者が研究企画から主体となって研究を行う支援制度である「COI若手連携研究ファンド」(以下「若手ファンド」という。)の実現や若手アワードに向けた検討が具体化しています。第1回会議では上述の通り課題の提示、共有、解決案などの議論がなされましたが、今回会議からは、それらに加えてCOI終了の核となりうる人材の核となりうる人材の育成、研究テーマの発掘、事業化アイデアの創出を目指します。

2016年度「第2回 COI2021 会議」

「第2回COI2021会議」では、若手連携研究の発展、新規連携テーマの創造へとつながるピッチ形式での提案型プレゼンテーション、提案を発展・深化に取り組むワークショップを実施されました。若手研究者による提案型プレゼンテーション、「若手ファンド採択課題」によるプレゼンテーション、参加者のグルーピング(チーム化) によるワークショップ等をとおした「提案」のブラッシュアップを行い、最終日にチームとして「提案」をまとめて発表していただきます。「提案」については、2017年度の第3回会議までの間に、若手部会等によるフォローアップを受けながら、チームでの議論、ブラッシュアップを継続し、第3回会議では、より進化した「提案」として評価者へプレゼンテーションしていただく予定です。(民間資金等を呼び込むオーディション形式を企画しています)


2015年度「第1回 COI2021 会議」

「第1回COI2021会議」では、各拠点の若手研究者のプレゼンテーション、アンカンファレンス形式でのディスカッションが行われ、COI終了後に目指したい社会の実現に向けた課題が提示されました。その議論をふまえ、次世代を担う若手研究者が研究企画から主体となって研究を行う支援制度である「COI若手連携研究ファンド」(以下「若手ファンド」という。)の実現や若手アワードに向けた検討が具体化しています。第1回会議では上述の通り課題の提示、共有、解決案などの議論がなされましたが、今回会議からは、それらに加えてCOI終了の核となりうる人材の核となりうる人材の育成、研究テーマの発掘、事業化アイデアの創出を目指します。

JSTフェア
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は、科学技術イノベーションの総合的な推進機関として、卓越した研究成果を新たな産業創造に結びつけるための活動をすすめています。
「未来の産業創造」を目指した、JST発の研究開発成果が一堂に会します。将来の社会・経済に貢献する革新的基礎研究事例や産学連携成果による製品化事例などをご紹介いたします。また、JSTの事業担当者が会場内に常駐し、企業向けの各種支援事業制度等のご紹介やご相談にも応じます。

2017年度報告

2017年度の本拠点のブースは、慶應義塾大学と山形大学を中心とした研究開発成果を出展しました。
JSTフェア2017公式ページ


2016年度報告

2016年度の本拠点のブースは、関西学院大学を中心とした研究開発成果を出展しました。
JSTフェア2016公式ページ


2015年度報告

2015年度の本拠点のブースは、慶應義塾大学を中心とした研究開発成果を出展しました。
JSTフェア2015公式ページ